猫豚PETIT 
不定期連載!期待セズニマテ!


2007/4/19 フラッシュ型の記憶媒体について。

ここ1年のフラッシュ型メモリの価格暴落が激しくてうはうは。
1G2G当たり前、4G8Gも手の届くところ。時代はSSDでスピンドルなんてもう過去の物。
シリコンオーディオデバイスの販売増加と、静穏耐震高速省電力の最新モードに後押しされて
HDDのようなスピンドル機器はやがて姿を消すでしょう。
ちょうど一年前のある記事では32GのSSDが80万円と書いてありましたが、
今では32GのSSDが卸値で5万程度。最新機器の値段なんてあってないようなものだけど、
あまりに酷すぎるシリコンデフレにうれしいのやら悲しいのやら。
HDDとフラッシュメモリのハイブリッド型も販売されているようだけど、そんな中途半端なもの
作っている暇があったら、とっととSSDの量産体制を国をあげて取り組むべきじゃないのかねぇ・・。


2007/1/18 Vista考

もうすぐWindowsVistaの発売日が近づいているわけですが、一体なんだ?この盛り上がりのなさは。
WindowsXPが発売された頃から次期バージョンのwindowsという事で注目され、
数々の先進的な技術を導入し、素晴らしいものになるとの話でありました。
コードネーム「Longhorn」という名称で長く開発されていたわけですが、
いざ開発が進んでくると、当初言っていた目玉機能は省かれ、
ベータテスト版が出回ると、今度はハードへの要求スペックが高すぎて追いつかないなんていう
本末転倒な結果もぽろぽろ。
私は個人的にWindowsXPは非常に完成されたOSだなぁと感じており、
(linuxだのTigerだのシェア取れないOSは現実的ではないのでここでは除外)
これ以上望むところはあるんだろうか?と思っていたわけですが、
実際にVistaを紹介した記事を細かく見ていても、
あまり「グッ」とくる物がないんですよねぇ。
一般的に一番のウリであろう新しいユーザーインターフェイスである「エアロ」にしても、
結局は表現の仕方を変えただけで、やってることは「windows」なわけで。

さらには意味不明なエディションの分け方と、エディションごとに区切られた機能の有無。
なぜそこまでする必要があるのかと問い詰めたい気持ちであります。

でね、なんだかこのVistaの雰囲気、アレに似てるんですよ。
MicroSoft最大の失敗作「WindowsMe」に。
本とはWindows2000でビジネスユーザーとコンシューマーユーザーをNT系一つにしたかった
MicoroSoftが、ドライバやソフトの対応が遅れに遅れ、結局は完全にユーザーの移行に失敗して
突貫で作っちゃった、前バージョンのWindows98SEにも劣る、どうしょうもないOS(ていうか、付き合い方が難しいだけなんだけどね)。



2006/2/22(猫の日) コダックのV570

昨年、FujiFilmのF10とPentaXのWPを手に入れ、
初心者に「デジカメかうんだったらなにがいいー?」と聞かれたらまず即答で「F10(もしくはF11)」と答え、
ちょっとカメラ覚えた人なら「S9000」といい、まるでFujifilmの営業かよ!と突っ込まれそうなほどに
SUPER CCDハニカムHRWをプッシュしまくりだった私なわけですが。
なにより、失敗が少ない。これが一番。そんなカメラいつでも持ち歩いて気合入れて撮る人なんて
そんなにいないし、手ぶれと被写体ぶれのどっちもに効果がある高感度撮影の方が
PanaのFXシリーズの手ぶれ補正より失敗しにくいに決まってる。

と、いうわけでS9000の後継機がでて、レンズ端の解像感のなさが改善されて、高感度時のノイズ量がF10並になれば
買っちゃえと思ってるわけでございます。

ところが、ここにきて私のデジカメ欲をズガッと刺激する非常に愉快なアイテムが登場。
な、なんとデジカメ初の2眼デジカメ。デジカメ2個分を一個にくっつけちゃった!あははははは。
その名も[KODAK Easy Share V570]
一個のレンズは
23mmの広角短焦点、で2個目のレンズは39mm〜117mmの3倍ズームレンズ。
え?ちょいまち、
じゃぁ23〜39mmの間は??

「デジタルズーム」


うはwwwwこれすげーー。力技!

こういう
「勢いに任せて作ったけどどうよこれ!?いいんじゃない??」的な、
ある意味強引なんだけど説得力あるって言うか、それにしか出来ない機能を
持たせた機種ってのは非常に惹かれます。

他には無い強力な23mmという超広角レンズにパノラマ撮影も可なわけで、
しかもステッチ処理はカメラ本体で内部処理でほとんど継ぎ目もわかりません。
あーもー、欲しいもの一杯あるのに、また物欲魔人が!!!


2005/9/28 HD−BURN

メディアマニアの方ならご存知かもしれないが、HD−BURNという規格があります。
この規格、どういったものかというと、従来CD-Rの容量は700Mぐらいなんですが、
これを高密度にデータを書き込むことによって、二倍、すなわち
1.4Gのデータを書きこめる
というドライブ側の規格なのです。ドライブ側の規格ってことは、いままでのCD-Rがそのまま
使えるわけで、1枚あたりの単価が安いCD-Rに今までの2倍記録させることができ、
しかも
DVDとの高い親和性を持つために、DVDプレイヤーのファームウェアをアップデート
させるだけで再生可能になるという、とってもファンシーかつハイグレードな規格だったわけです。

・・・・だった?

そう、このHD−BURN規格、SANYOが2002年に発表しまして、その後、ほとんど普及せず、
発売されたドライブもわずか。DVDプレイヤーの対応ファームウェアアップデートなんてないし、
ぜんぜん一般的にもならなかった。

なぜ?

古い技術を再生させ、有効に活用するという意味で非常に有意義な規格だったのに。
答えは単純。それでなくても単価の安いCD-Rが二倍も書き込みできれば、単純に、
売上が半分になっちゃいます。

ここら辺がメーカーとユーザーの思惑の違いというやつですね。
前にもフロッピーディスクに30Mものデータを高密度ライティングする技術を東芝が発表して
おりましたが、これも結局どこかに消えてしまいました。

タイミングもあるのでしょうが、こういったエコにつながる技術の衰退は、
どうも納得行かない気がするのは私だけなのでしょうか・・。

HD-BURNの説明

 


2005/5/18 メモリ暴落


 相変わらずの不定期更新で問題大有りな感じの猫豚でございますが、
 最近の動向をすこし。この数ヶ月でメモリの価格が暴落しました。
 PC3200(DDR400)なんて、
512Mが3千円代で新品が買えます。
 
 
はっきり言って今チャンスですよ。奥さん。

 大体半導体の値段何つーものは、ちょっとした需要と供給のバランスのズレで
 大きく変わる、まるで小豆相場みたいなもんで、暴落した後には反動で
 値段が上がっちゃう事もあるんです。ですから、今が「買い」ってわけです。
 おそらく、底値に近いでしょう。

 ここ一ヶ月で、新しくパソコンを買った方が何人も周りにいます。
 ところが、安さ、見た目にとらわれてしまって、
重要な所を見落としているパターン
 多いのです。CPUがハイスピードな物を選んで購入しても、上述の「メモリ」が少ないと
 ぜんっぜん意味がないのです。
 言ってみれば、ベンツの大型エンジンを、へにゃへにゃの軽のボディにつけているようなもんです。
 スピード出せません。

 パソコンの中には、作業領域として
「メモリ」という箇所が用意されているわけですが、
 これは、よく説明に使われる「机の上」と一緒なんです。じゃぁ160Gとか200Gとかいってるのは
 何?ってなるんですが、これはハードディスク。これは本棚やストッカーみたいなものです。
 机が大きければ、たくさんの本を一度に開く事ができ、作業もはかどります。
 机が小さいと、そのたびそのたび本棚に片付けないといけないので手間がごっつかかるわけです。
 これを「スワップ」といいます。パソコンの中で一番遅い記憶領域はハードディスクなんです。
 逆に一番早いのはCPU内部に内蔵されている
「キャッシュ」といわれるメモリ空間。
 その次に早いのがいわゆる「メモリ」といわれているメモリ空間。この2番目に早い
 メモリを追加する事でPCの動作を早くしようというのがメモリ追加の目的なのです。

 大体、WINDOWS XPSP2が標準で使用しているメモリ量は256Mです。
 ということは、やっすいパソコンで「メモリ256M」なんてのはそれだけでいっぱいいっぱいなんです。
 それにWINDOWSは単体で動いているわけではありません。その他の余計なソフトも
 一緒に動作しているわけで、それらの使用領域を考えると256では全然足りないわけです。
 で、いまや2000円台にまで下がっている(へたすりゃ1000円代)256Mの追加用メモリを
 ぽこっと追加してやると総メモリ512Mになるわけで、そうするとずいぶん楽になります。
 
 いままでクリックしてもなかなか開かなかったソフト等が、
大変キビキビ動くようになり
 その快適さ加減にきっと驚いていただけるはずです。
 
 もちろん多くすればそれだけ快適に近づくわけで、メモリマニアの私などは2048M(2G)まで
 増やして、悦に入っているわけですが。
 ただ、一般の方がふつーに使用する分には512Mあれば大丈夫じゃないんでしょうか。
 1G2Gといったメモリを使用する方は、それなりの目的を持って使用しているわけで、
 そこまで求めなければ全然大丈夫でしょう。

 それこそ、
猫でも豚でも自作自作つって、PC組み立てる連中が増えて、メモリ増設くらい
 誰でもできらぁみたいな風潮がありますが、やっぱり初心者の方には、裏蓋開ける事すら
 怖いもの。もしも、この記事を読んで、メモリ追加してみようって思われた方はご相談ください。
 きちっと増設して差し上げますので。

  


2004/12/19 年末ヴギ
 
 
 2004年も終わりがちかづいて参りましたねぇ。ほったらかしの猫豚petitもちったぁ更新しとかないとね
  と思って覗いたら、
前回更新3月かよ・・・。
  えー、いろいろとありましたですが、今回はこれからのPC選びについてちょっと語ってみようかと。
  まぁいわゆるPC(パーソナルコンピューター=パソコン)を購入する際に、必ず、まぁ一般の方が見られる
  ポイントは、ハードディスクがやれ何GBだぁとか、CPUが何の何Ghzだぁとかいう所かとおもいます。
  なんせ、
店員さんも「このPCは@@@の2Ghzでハードディスクが120Gもあるんですっっっ!!!」なんて
  
熱く語るし、某ジャパネットた○たの名物社長も、「最新式!!最新式!!HDDが200G!!!」なんて
  
連呼しているわけで、こんなに数字の部分をあつくるしく語られた日にゃぁ、初心者さんなんて、思わず、
  信じきってしまって、僕らから見れば
「プ、なにそれ。ゲラゲラ」みたいな機種をつかまされたりするわけです。
  
  家電と、
PCの境界線があいまいになってきている今、目的にあったPCを選ぶ事が大事なんです。
  いくらCPUのクロック周波数が高いからと言って、優れているとは限りません。まぁ、周波数信仰には
  intelとAMDの壮絶な戦いがあったから、仕方ないのですが、例えば同じペンティアム4で同じ周波数でも
  何種類ものバージョンが存在しますし、同じ周波数でもペンティアムとセレロンでは雲泥の差ですし、
  よく比較されるAMDのアスロンなんて、クロック周波数が低いのに、ペンティアム4と同等のベンチマークを
  たたき出すわけで、周波数に踊らされている人間を見ると悲しくなります。
  ノート用に開発されたペンティアムMなんて、ペンティアム4の半分程度の周波数しかありません。しかし
  CPUバス周りの最適化によって、倍以上のクロック差があるにもかかわらず、体感速度は変わらないという
  見事な結果もでていて、自作ベアボーン世界ではデスク用のペンティアムMようケースまで販売される始末。
  
  こんなに種類が増えるとほんとに困りますね。
  
  で、本題。実はこの秋に、マザーボード(基盤)の新しい規格が発表されました。
  これまではまぁ主流はいわゆる
i800系といわれるものが主流で、815から始まったその規格は
  875までバージョンを重ね、その度に、対応CPUがかわり、FSBがかわり、性能アップされてきました。
  しかし、根本的な改革とはいえず、マイナーチェンジと行った程度の変更だったのです。
  この秋にとうとう
、i915 及び i925という i900系が発表販売されました。
  オンボードでのグラフィック機能を大幅に向上、CPUソケットの形も変更、
  メモリや電源周りも変更、その他書き尽くせないほどの変更があったのです。
  これは、従来のPCとはもう次元の違う性能で、従来から使っていたパーツが
  流用できない為、自作派の方にはつらいところなのですが、今後主流になっていくのは
  間違いなくi900系といわれるこれらのものでしょう。
  実はこのi900系、拡張スロットに
PCI−EXPRESSというソケットを持っておりまして、
  従来のAGP&PCIスロットに変わる次世代スロットとして標準で装備されているのです。
  実はこれがものすごい大きな事でPCの描画性能を高めるVGAボード(いわゆるグラフィックボード)は
  これまでAGP接続だったものが、AGPの廃止により(PCI-EとAGPのどっちも持ってるキワモノもありますが・・)
  過去の遺産になってしまうのです。私たちPC自作派はとてもいたいのです。
  
  ただ、一般の方がお使いになるのに、AGPだのPCI−Eだのあまり関係ありません。
  放熱問題やら、消費電力の関係やらいろいろあることはあるのですが、とりあえずこれから
  PCを買おうと思っている人は、
i900系のマザーボードを積んでいるものにしましょう。
  現在の主流である、i800系マザーのPCが価格の暴落をおこしており、これに飛びついちゃうと
  きっとあとで後悔します。オンボード性能で865と915の差というのは物凄いものがあります。
  
  まだまだ書きたいことは一杯あるのですけど、いつまでたっても終わらないのでこの辺で(笑)
  詳しく聞きたい方はメールででもどうぞ。3時間でも4時間でも語ります。語りまくります(笑)。
  相変わらず、興味のない人には全く意味のわからない文章ですね。すみません。

  
  それでは、今年の猫豚もおしまい^^
  良いお年をお迎えください!また来年!
  


2004/3/2 あぁ無情。
 
 ヾ(≧∇≦)oテヘ 「D70」予約しちった。
  
sony F-828、オリンパスC-8080WZ、E-1、迷った挙句、秒速3枚の無限連射とデザイン、
  用途を考えて、「本来ならばKISS−Dを買おうかなーと思っていた貯金」をはたいて予約。
  実物まだ見てないのにね。馬鹿ですね。
  あとは・・FUJIのF710買ったら当分デジカメ買うの控えます(まだ買うのかよ!)
  だって、F710ってCCDがSRだし、ほら、僕って広角派でしょ?ワイ端32.5mmとSRのラティチュードはもうしびれまくりです。
    コンパクトデジカメ買うのに迷ってる人はF710おすすめ!ちょっとこった写真とりたい人はS7000の後継機といわれているS20pro(日本未発表)、
    もしくはCANONの「PowerShot S1 IS」がおすすめ。もちろんオリのC-8080WZもね!ライカとパナもレンジファインダーの高級機だすしね。これもいいかも。

   


2004/1/29 D70
 
 「KISS-Dキラー」。そんな名目で1/28に発表されたNIKON D70。
 ヤヴァいっす。まじで。実売15万くらいで3/sec連射で144枚まで可能だとか
 (まぁ、無限連射はKYOCERAのSL300Rというコンパクトにも積まれているので技術的にはそんなに・・)
 D100のCCDをチューンナップしたSONY製特注CCdだとか、
 まさに「KISS-Dキラー」。つーか自社のD100も喰われるぞコレ。
 つーかさ、ニコン社長 D70発表会でKISS−D叩き凄すぎ(笑)
 KISS-Dのあのデザインがどうにも気に入らなくて手を出せなかったのですが
 やっぱり、待ってよかった。こいつなら即買いでしょう!
 詳しく知りたい形はそれぞれのレビューページへ・・。
 PCwatch D70ページ
 ITmedia D70ページ 
 ニコン D70ページ
 
 *去年リークされたモックがほぼ製品版と変わらない所に驚き。
   (KISS−D牽制のために意図的にリークしたのか!?)


2004/1/20 HiMDショック

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 去年の年末にUDOの記事を書いたんだけども、それと同じ頃に
 SONYから「HiMD」の規格発表が!
 かねてから、「なんでMDを記録媒体として手軽に利用しないんだろう」
 疑問に思っていた僕にしてみれば「やれやれ、やっとかよ」てな感じですが
 HIMD規格のMDディスクは一枚に1Gものデータを入れることができ、
 最大で一枚のMDに45時間分の音楽データを入れることができる・・・と、
 お前コレ、MP3プレーヤー売れなくなっちまうぞ・・マジで!
 さらに規格対応のレコーダーを使えば従来のMDもHiMD規格フォーマットを
 利用して使用可能(300M以上、従来フォーマットだと177M)。
 
 さらに、PCやデジカメ用のストレージとしても利用可能とくれば
 売れないはずがない。しかも5万前後が販売価格。
 (今のポータブル録再MDプレーヤーでも3万〜4万くらいでしょ。)
 6月に発売といってますが、間違いなくブレイクします。
 おいらの心の中の物欲魔人が戦闘力50000までパワーアップ!
 速攻かいます。いやまじで。
 
 SONYのHiMDページ
 ITメディアのNEWSリリース
 


2003/12/25(メリクリ)

 UDOって知ってますか?

 まぁ、高密度ライティングフリークスならご存知だと思うんだけれど(そんな奴めったにいねぇ)
 BLUE RAYを使用した次世代メディアです。
 (BLUE RAYがわからない人はココをクリック)
 UDOとは「ULTRA DENSITY OPTICAL」の略で、なんとその容量は30G
 ロードマップ上では両面120Gまで可能だそう。
 DVDが片面記憶で4.7Gだという事を考えるとすごい容量です。
 まぁ、青紫色レーザーの波長を考えるとそんなに難しい事ではないんですが、
 (一般のDVDはルビーを利用した赤色レーザー。波長が長いためデータ密度が高められない)
 なにがすごいって、このUDOメディア「MOサイズ」ということなんです。
 唯一のケース入りDVD、DVD−RAMでもケースレスDVDより一回り大きくなります。
 これではでかい。でかすぎる。
 あんな物モバイリビリティに優れているとはいわん。
(使ってるけど)
 ・・・で件のUDOは30GでMOサイズ。すげぇ。凄すぎる。
 DVDが1990年代の後半に民生化されて出回ったとき、
 4.7Gって、なに入れるんだよ!そんなにいらねーよ!とか思ったもんだけれど、
 パソコンの使用範囲が増えるにしたがって、その記憶標準単位も
 KBからMBへ、次はGBへとどんどん増加しています。
 いまや300Gハードディスクが3万前後で手に入るし・・。
 
 日本での大きな展開は来年秋から冬にかけて。
 もしかしたら、大きなブレイクスルーがおきるかもしれません。
 楽しみ楽しみ♪

 UDOホームページ(英文)

 今年最後の更新です。いつも読んでくれている皆さんありがとう。来年もよろしくね。


2003/10/1

 もはやデジカメ徒然と化しているPETITですが、前回の記事で「広角が欲しいなー」と
 書いたら、各社からぼこぼこ発売発表が!預言者かよ俺!みたいな勢いですが
 ユーザーのニーズがちょうど広角側にシフトしていた時期なんですね。
 ちょっとあげただけでも、RICOHのG4wide SonyF828 MINOLTA A1 
 PANASONIC レンジファインダー型LUMIX OLYMPUS C-5060と、
 ワイド端27mm〜29mmの商品がたくさん!だいたい今までのデジカメが
 35mm〜38mmのものが多かっただけに、非常にうれしい。この10mm弱で撮れる写真は
 大きく変わるんですよねー。広角派の僕としてはうれしい限りです。
 (これら新製品に関してはもうそりゃ思うところ一杯あって、いつまでたっても話が終わらなくなるので省略)

 そういやぁCANONのKISS−Dが発売されましたね。デジ一眼の普及価格を大きく下げる事に
 大成功したこのモデルは爆発的に売れるでしょうね。家電店でもレンズ込みで¥135000前後で
 売っているわけですから、今までのデジ一眼から考えると恐ろしい安さです。
 さて、この後、他メーカーがどう動くかが気になるところです。
 僕は、まだフルサイズCCDが普及帯までおちてこない事にはちょっと抵抗がありますね。
 KISS−DでもAPSサイズCCDでレンズ焦点距離が1.6倍になっちゃう。
 前述のとおり「広角派」の僕としては結構アイタタな感じです。
 とはいえKISS-Dの同梱レンズ(18-55mm)は35mm換算で29mmなんだよなー。
 美味しいところ持ってくよなー。上手い販売戦略です。
 このKISS-D用に作られた(といっても過言ではない)レンズ規格「EF-S」もちょっと気になるところ。
 (考え方がオリのフォーサーズに似てるんだけど、KISS-DのEFレンズマウントに装着できるのがうまいなぁ)
 グラグラ気持ちが揺れて、かっちゃうかも。つい。
 
 今回もデジカメ馬鹿丸出しで読み返すと恥ずかしい気持ち。とほほ。
  


 2003/8/12

 去年のこの時期に、コンパクトなデジカメの話を書いたんだけれど、
 またまた時代の趨勢は変化しており、どうやら世の中は「高倍率ズーム」はやり。
 だいたい、コンパクトデジカメは光学3倍の物が多いんだけど、
 もっと遠くの物が取りたいって言うニーズが増えてきたみたいで、
 光学6倍から12倍の物がポコポコでてきています。
 このブームの火付け役は去年でたPANASONICのFZ−1だったわけで、
 光学12倍ズームに手ぶれ補正機能付きの全域F2.8なんていう化け物みたいな
 デジカメを5万円だかそこらで出してしまったのだから他のメーカーも負けてらんないってわけです。
 このFZ−1、200万画素しかないのですがなかなか写りがよろしく、ふつーに写真サイズなら
 問題無いくらいきれいに印刷できるんです。まぁ、ほんとに良く売れました。
 その後オリンパスC−7x0シリーズ、が順調にセールスを伸ばし、
 この秋には、FUJI、東芝、ミノルタと、各社10倍ズーム製品が勢ぞろい。
 ん〜僕としては望遠より、28mmクラスの広角機がほしいんだけどなぁ・・。


 2003/5/14

  皆さんパソコンで何してますか?
 ワードエクセル?写真いじったり、絵をかいたり、音楽作ったり?
 はたまたDVDリッピングに精を出す人や、やたらCDコピーをしてる人、
 ひたすら自分の好きな画像を収集することに命かけてる人
 まぁそんな感じじゃないですかね?
  ちょっと今回お仕事でデータベースを構築しなくちゃいけなくなって
 いろいろと試行錯誤しているわけですが、これがなかなか面白い。
  データーベースって何?って方のために説明しますと、
 「複数有る情報を整理し、必要なデータを必要なときに自在に取り出せるもの」
  といえばわかりますかね。
 簡単に言えば、CD屋さんにいくと、CD検索なる機械が置いてあるでしょ?
 最近では本屋さんにも増えてきましたね。書籍検索システム。
 要は使う人が欲しいデータを、あるキーワードにそって抽出できるシステムのことなんですね。
 いや、これはパソコンに限った話ではなくて、極端なことを言えば図鑑辞書家計簿だって、
 データベースだということになるわけです。
  まぁ、今回はお仕事でそういった感じの物を作ってるんですが、これきっとプライベートでも
 面白い!持ってるCDや本、デジカメでとった写真の整理、植えたお花の情報。
 飲んだことの有るお酒や紅茶、なんでもデータベースになっちゃう!
  興味を持った人はちょっと挑戦してみると面白いかも!ちなみに僕はMicroSoft Accessという
 ソフトで作っています。

 


 2003/4/2

  前に更新したのがいつか分からなくなるほどに、久しぶりの更新です。
 相変わらず花粉が恐ろしいほど飛び回っている今日この頃ですが、いかがおすごしかと。
  僕は一昨年から発症してしまった花粉症で、目、鼻、喉がやられて非常に鬱です。
 なぜこんなに小さい花粉ごときにやられるのかと非常にむかつきますが、しょうがないっす。
 あ、でも、今年は「甜茶」なるものを飲んでおりまして、去年に比べると圧倒的にマシ
 去年を10とすると1か2くらい。悩んでる人は飲んでみては?

 で、小さい物つながりで、ほこりの話。
 
 パソコンに使われているフロッピーやCDやDVDやその他もろもろの、回転するメディア
 には、かならずそこに書かれているデータを読み出す「ヘッド」か「ピックアップ」がついています。
 んで、このヘッドがメディアにレーザーを当てるなり、磁気を読み取るなりしてデータを
 確認するのですが、ここにほこりがあるとどうなるか?
 
 とってもミクロな世界なので想像がつかないかもしれないので、
 我々人間のわかりやすい大きさで書いてみます。
 着陸のために突っ込んでくるジャンボジェット機がヘッド。滑走路がメディアの読み取り面だとします。
 すると、ほこりに値する物は、なんと1Mの大岩になるんです。
 
 着陸する為に突っ込んでくるジェットの滑走路に散在する1Mの大岩。怖いでしょ?
 だから、ほこりや傷には気をつけましょう。データが読めなくなってからでは遅いんですから。

 


 2002/12/10
  
今年もあと少しで終わりになり、寒い日が続くようになりましたが、
 皆様風邪などひかれていませんでしょうか?
  はい、私は先日風邪をひきまして、熱と、胃痛がおさまらず非常に苦しかったです。
 
 寒いといえば、思い出すのが前にも少しお話ししましたCPU(PCの脳みそです)の熱について。
 私達人間も「おいおい熱くなんなよ!」の言葉どおり、あまり熱くなると頭に血が上って
 ダメダメちゃんですが、CPUも熱いとだめなんです。

 で、いろいろな冷却装置があるわけですが、先日うわさに聞いていた、水冷式の冷却装置の
 実物を見る機会がありまして、大変驚きました。

 パイプの中に水通ってるやん。バイク(水冷)とおなじやん。

 当たり前なんですが、すごい。大体CPUって4cm四方の平面的なパーツなんですが、
 その上に「なんじゃこりゃ」的に、ぽこって乗っかってるんです。
 ほんと異質。これはもう扇風機みたいな空冷ファンどころの話ではないんです。
 
 日本が世界シェアナンバーワンを誇るのCPU冷却ファン市場を脅かす
 恐ろしい刺客です。つーか本とは日本製も多いんだけど。

 これを見よ! 水冷式CPUクーラー 大げさなほどでかい奴。
 これも見よ(僕が見た奴)! 水冷式CPUクーラー ちっこいけどすっげぇやつ。

 冷却1つとってもここまで進化してきているんですねー、と、いうお話しでございました。
 


 2002/11/5
  サポートセンター(サポセン)について語ろう。
 メーカー物のパソコンを買ったがいいが、つなぎ方がわからない。
 なんだか調子が悪いみたいだが、どうしたらいいのかわからない。
 初めてパソコンを触る人は必ずぶつかる問題だ。
 
 パソコンが壊れた(ようだ)。

 買ったときについて来た説明書を、たくさんある付属品のなかから探し出し、
 ようやく「電話サポートサービスセンター」の記載があるのを見つけた。
 
 どきどきしながら電話を掛けてみる。無機質な声で
 「サポートセンターにお電話頂き・・・・」と、応答が聞こえる。
 電話のアナウンスに従い、プッシュボタンを押していくと、
 「現在混みあっておりますので、しばらくお待ちください・・。」とのアナウンスが。
 
 で、待つ事30分。いくらフリーダイアルだからといえど、長すぎる。
 もうそろそろ切ってしまおうかと思い始めた頃にやっと電話口に人の声。
 「大変お待たせいたしました。サポートセンター ○×です」

 自分のパソコンの不具合を説明し、その解決方法を聞き出す。
 専門用語を並べられるかと思ったが、わかりやすい言葉で親切に説明をしてくださる。
 電話で話をしながら、傍らにおいたパソコンを言われたとおりに操作してゆく。
 小30分ほど話を続け、四苦八苦しながらパソコンとにらめっこ。
 
 そして・・・
 「なおりました!」
 「そうですか。それはよかった。」
 
 この瞬間人は皆サポセンの人を好きになるという。

 これからのパソコン時代。サポセンの人たちの仕事は更に増えるだろう。
 そしてもっと大切な仕事になっていく。技術的な知識だけでなく、
 お年寄りから子供まで、いろんな人とコミュニケーションをとれる
 人柄も重要なファクターとなってくる。

 あなたもいつサポセンにお世話になるかわからない。
 自分のパソコンのサポセン番号は何番か、この機会に再確認しておこう。
 
 【蛇足:自作派のサポートセンターは自分だと心得よ】


 2002/10/21
  久々の更新。
 ちょっと忙しくて更新できずにいたんですが、この2ヶ月だけでもいろいろ変わりましたねー。
 「ホットスポット」
 ご存知ですか?そのもの自体は結構前からあるんですが、有効利用され始めたのは最近。
 どういうものかというと、町の中や、公共施設の中に無線LANのアクセスポイントを設置し、
 無線ネットワークカードを装備しているPCで、インターネットにアクセスしようというものです。
 要はPHSのアンテナみたいなものがあって、狭い範囲で通信できる箇所を作る(ただし通信速度は早い)と
 いうものなのです。
 で、技術自体は新しくないんですがここのところ無線LAN技術の革新が大変目覚しく、
 ちょっと前までは1.5Mbpsというスピードだった物が、2〜3日前に発表された新しい技術では
 19.2Mbps(今までの12倍!)で通信できるんです。
 今家庭に普及してきているADSLでさえ、8M〜12Mbps、しかもベストエフォートなので、
 実際の速度は0.5M〜10Mbpsといわれています。
 
 「いつでもどこでもインターネット」。そんな言葉が生まれたのはバブルの崩壊直後でしたが、
 本当の意味での「いつでもどこでもインターネット」はやっとここに来て実現しそうです。
 (携帯やPHSでの接続は遅すぎてお話しになりませんから・・・)


 2002/8/15
  デジタルカメラ。
 デジカメは楽しい。やれ画素数がどーのレンズの明るさがどーのCCDサイズがどーのと、
 いろいろ言われる向きがあるかもしれないが、今回はもっとお気軽話。
  ぱっととって、ぱっと見る。気に入らなければ消して、気に入ればプリントすればいい。
 このお手軽さ加減。スバラシイの一言です。もちろんお手軽ではないカメラもあるのだけど、
 それはまた別の楽しみ方があって、カメラマニアの方はそれで楽しめばよろしい。

 「200万画素、光学三倍ズーム、メタリック仕上げ」
 この三要素が今の流行。
 とりあえずこの三つの要素を満たしていればはっきり言ってそれなりに売れる。
 だから今、電気屋にいっても似たような機種ばかり。
 おぉ!って機種がないんです。

 ・・・と思っていたら、久々に面白いブツが
 もっともっとお手軽に!パシャパシャとって何でもかんでも残しちゃえ!って考え方。
 でもそれなりに画像は綺麗な方がいいなー。
 こんな考え方から生まれた2機種。

 SONY DSC−U10
 http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-U10/index.html
 
 CASIO EXILIM(エクシリム)
 http://www.exilim.jp/

 130万画素、高速レスポンス、軽量小型。どこにでも持っていけるお手軽さ。
 
 電気屋にいってみてみてください。ついでに触ってください。
 きっとその魅力に物欲をそそられるはず。お値段もお手軽ですしね。

 かっこいいおしゃれ機種も(某IXYとか某P9とか)いいですが、
 デジカメ未体験、でもちょっと興味ある!って方に上記二種はホントお薦めです!
 (特にU10はマクロモードも付いてるから何かと便利!)

 デジカメの楽しさを皆さんに知ってもらいたい今日この頃でした。
 あ、ちなみに130万画素っていうのはサービスサイズで印刷した「写るんです」より綺麗にとれます。

 *マクロモード=近接撮影用モード、U10の場合、約10cmの被写体にピントが合わせられる。


 2002/8/8
  「都会より、田舎の方が優れている所はどこか?」
 この問いには様々な答えが返ってくる事が予想される。

 「空気が綺麗」「星がたくさん見える」「自然が多い」・・・etc・・
 あげてみるときりがない。
  しかしどれも、素朴さや、手付かずの自然や、のんびりした時間など、
 人間の原点回帰に近い感覚の物が大多数を占めることは確かである。

 それが、このところ様子が変わってきているようだ。

 パソコンや高速ネットワーク回線の普及に伴い、今、田舎がとっても元気だ。
 いや、むしろこれからのネットワークハイエンド仕様は田舎から始まるといっていい。

 どうしてか?

 手付かずの回線状況。古いままの簡単な回線回し。これが重要なのだ。
 都会のたくさんの世帯を埋めるためにくもの巣のように複雑に張り巡らされた
 数々の多種多様なネットワーク。これは、大きな変革の際には非常に
 取り回しにくい。全てのネットワークに整合性と正解を求める為には
 少しずつ、変化させていくしかない。

 それが田舎では、簡単な仕様の為、そのままそっくり取り替えてしまえばいいのだ。
 現に、全国の幾つもの村で、全ての家庭にパソコンを配布し、光ファイバーで結んでしまう
 試みが既に始まっている。近いところでは東広島のある町村がそうだ。

 都会と田舎の情報格差は、驚くほど縮まってきている。
 今現在過疎化に悩む村が、再び脚光を浴びる事になる日も近いのかもしれない。

 


 2002/8/5
  本日から住基ネットが稼動しているようだけども、いったいどうなのか?
 閉ざされたネットワークのなかで、ホントに基本的な情報4つのみをやり取り
 するそうだけれど、はっきりいって完璧に遮断されたネットワークなどない。

  人間が操作するインターフェイスがある限り、人間自身がネットワーク素子
 あることに早く気付くべきだ。目で見、耳で聞き、そして口で話す、もしくは文書と
 して残す。この時点で、閉ざされたネットワークなんてものは存在しなくなってしまうのだ。


  いろいろな事柄の電子化は、生活を豊かにしてくれるけれども、その反面、
 自分自身もネットワーク素子の一部として動作せざるを得なくなってしまう危険性を
 もう少し真剣に議論するべきだろう。


  アーサー・C・クラークしかり、ウィリアム=ギブスンしかり、大作家と言われる
 SFライターは、常にその警鐘を鳴らし続けてきたはずだ。現に30年前に書かれた
 小説よりも、進歩している技術もある。誰が、ナノ単位で病床部分に直接作用する
 遺伝子投薬を想像しただろう。ある意味クローンよりも高度な技術である。

  住基ネット=「行き過ぎた技術と個人存在のネットワーク化」という安直な図式は
 成立しない事は良くわかっているが(そんなたいそうな技術ではない。技術自体は
 一昔前のネットワーク技術で構成されている事が誰にでもわかる)
大作家達が想像
 した未来よりも窮屈な未来が来る可能性があることも忘れてはいけないだろう。